「稽古とは、一より始め十を知り、十より戻る元のその一」
好きな言葉だ。
「吾、唯、足るを、知る」
(ワレ、タダ、タルヲ、シル)
意匠もあって、庭のシシオドシがとても気に入っていたのだが、最後に先生にこれを書いた茶さじを貰って、もっと深い味わいを感じたものだ。
私はこの言葉をもっと気に入った。
心の問題。穏やかに自分を保ち、平時から用意を怠りないこと。常に質素倹約を心がけ、自己研鑽をし、自分の意識を高めておくこと。揺るぎない覚悟とともにこの時代を生きる。魂の英気を養う。
日本は昔から色々なものが外から持ち込まれた。 仏教にしてもそうだし、鉄や青銅器もそう。 都という都市の概念すら外から持ち込まれたものだ。 そして鉄砲伝来。 黒船。 疫病もまた同じようなものだ。 人類の歴史はウィルスとの共存の歴...
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