Home » 玄関から庭へ
玉砂利は踏んではいけない
先日、踏み石をゆっくりひとつずつ歩く、それが茶会へ臨もうとする客がリズムとペースをしつけられているのだ、ということを書いた。 そして主人ならその茶室をよく理解して、茶会を仕立てなければならない、と。 もちろん。だから、玉砂利は決して踏んではいけない。 玉...
自己研鑽し新しい時代へ
自己研鑽を積み重ねて生きてゆく。それは心の平穏であり、不安はない。 最近は、やたらと孤独だ寂しいだなどと言うが、果たしてそれほど人に要求するだけのことがご自分にはどれだけできているのか。 まずはそれを考えるべきではないか。 眺めのよい庭は、毎朝早く、掃き掃除...
吾、唯、足るを、知る
「稽古とは、一より始め十を知り、十より戻る元のその一」 好きな言葉だ。 「吾、唯、足るを、知る」 (ワレ、タダ、タルヲ、シル) 意匠もあって、庭のシシオドシがとても気に入っていたのだが、最後に先生にこれを書いた茶さじを貰って、もっと深い味...