pr
ad
人気の投稿(過去30日)
-
湯斗というものがある。 懐石料理で釜を洗うための湯を出してくれるもの。 木製で漆塗り、片手持ちの大きめの急須のようなものだ。 白湯を入れておき、箸洗いついでにこびりついた器をその白湯で洗いながら飲む。 食った後も器を汚さないようにして仕舞う。 そこに質素...
-
戦国の世の昔、我が国の各地では多くの戦いがあった。 しかしそれを「記念日」などと、ふざけたものと扱った時代は一度とてない。 天下を分けた関が原の合戦、その終戦記念日だと誰が祝っただろうか。 弔いはあろうとも、その関が原があったから太平の徳川の世...
-
華やかな茶席があちこちで立っている新年。 まだ松の内だ。 俺にはあまり関係がない。 それこそ呼ばれるのも何かのご縁。 その付き合いをやめてしまったから。 そんな昔、着物で女性が正式にして、振袖なんかで集まったところに行った。 やはり正月...
-
もちろん、斬った。切り捨てた。 パニックになったりして騒ぐだけの大衆はたちまち切り殺された。 武士と言う連中がいて、彼らは浪人となっても階級を捨てなければいとも簡単に斬り捨てることが出来た。 それは自警団ですらない。 法であり秩序であった。 ...
-
男が、包丁を扱えなくてどうする。 男が包丁を研げなくてどうする。そう思う。 武士は刀は研がなかった。 人を斬って、ダメにしてしまっても、必ずその研ぎは研ぎ師にまかせた。 それは悔しいが専門でなけばできない。 だからその反動というか...
-
「帯」というものは、着物を着る時に締めて着物を体に固定するものだ。 いわば古来のベルトだ。 ここに古くて新しい話として、帯は「腰で着るか腹で着るか」という問題がある。 男性で、着物を着慣れている人によれば「帯は腹でするもの」などと言うことだろう。 一方で女性は「腰帯」な...
-
「せいろ」と言うと、蒸し器のせいろを思い浮かべるだろうが、蕎麦も昔は蒸していたと言われている。 「蕎麦がき」みたいなものは今でもある。 だから、茹で上がった蕎麦が小型のせいろに盛られるようになったのもその名残りとも言える。 この蕎麦せいろには簾(す...
-
正月、新年明けましておめでとうございます。 新しいコロナとともにある時代。ないものねだりをしない。 それがくじけないコツだと思います。 しっかりと生きてゆきたいものです。 本年もよろしくお願いいたします。 さて、日本の正月の習慣には「祝い箸」というものが...
-
「釣りは鮒に始まって鮒に終わる」 古来からそのような言葉がある。 釣りと言うものの楽しみ、その心を教えた言葉だ。 余興や楽しみとしての「釣り」は獲物を捕らえることが目的ではない。 つい我々は勘違いをして獲物をどれだけ得られるかを楽しみとする...
-
この表題のことは、あまりに最近しつこく言われていることだから改めて考えてみるべきだろう。 それは忍耐、我慢ということ。 目下のコロナ感染拡大の折、その自粛や対策への協力について、人々には「忍耐が強いられている」などと盛んに言われていることだ。 「人々は我慢に耐えかねてい...




